本ページはプロモーションが含まれています

心拍確認できたけど赤ちゃんが成長せず流産になった話(2/2)

妊活にはミトコンドリアサプリ

こちらの記事の続きになります。

自然流産を待つはずが大量出血で緊急受診!

上の子の誕生日を祝った翌日の早朝、起きた瞬間にすごい違和感を感じました。立ち上がると何かぼたぼたしたものを感じます。慌ててトイレへ!

すると…真っ赤な鮮血が大量に、ポタポタと!トイレットペーパーで拭いても拭ききれないレベル。これはもしかして…産婦人科に緊急受診をしようと思いました。

けれど、トイレから出れない…慌てて産褥パッドを当てに行きました。産褥パッドにもすごい勢いで出血が流れていきます。何とか病院へ電話。
出血の様子から緊急受診ということで、即座にタクシーで行くと伝えました。もちろん、入院覚悟で来てください、とも言われます。

入院準備はさすがに出来ておらず、慌てて準備をする最中にも…何か産まれ出るような感覚が2度3度押し寄せて来ます。

赤ちゃんと思われるものはなるべく持ってきてくるように、とのことでしたが…出血の量がすごくてさすがにトイレの中のものは流さざるを得ない状況でした。2階で寝る夫に電話して起きてもらい、ヘルプを受けながらとにかく病院へ。朝6時の救急外来でした。

即内診してくれたのですが、エコーには胎嚢だけが見えました。出血がひどいので手術になるだろうと。私はとにかく入院体制に入り、産婦人科の朝の会合で手術などの予定は検討すると。

当然、最短で手術となりました。

流産手術を終えて退院してからのこと。生きていればまたチャンスは来るはず

流産の悲しみ

私の身体自体大きな変化はなかったものの、出血し続けている感覚はありました。2020年のGWです。
まだコロナ騒動初期だったので言われたのはマスクくらい。マスクの上に酸素ボンベという謎な対応でしたが…即座に手術してもらえたのは幸いでした。手術内容は、子宮の中のものをすべて摘出するとのこと。

麻酔は局部麻酔と聞きましたが実際は眠りにつき…
起きたら手術は終わって病室に運ばれているところでした。

恐らく一ヶ月ほど一緒だった赤ちゃんは旅立って行ったんだろうなーと空虚感でいっぱいに。病室で一人になった時にその現実に気付いて、涙がホントに止まりませんでした。

40代での妊娠というだけでありがたかったし、赤ちゃんを責めるつもりはまったくありません。とにかく「私のお腹に来てくれてありがとう!」の気持ちでいっぱいだった。

実はこの続きを書いているのが約3年後なもので…細かいことは忘れているものの、手術の翌日には退院。その後、1~2回ほど外来を受けて診療は終わったと記憶しています。

しばらくは、赤ちゃんを育ててあげられなかったことに申し訳なささでいっぱいでした。
でも「○○したから流産した」という因果関係も考えられず、外来受診でも「初期流産は統計的に15%は起こり得る。お母さんに何も原因はないからね」とひたすら励ましてもらいました。

流産後は40代という年齢でしたが、子作りをする気持ちは正直芽生えませんでした。

でも「一度妊娠したら妊娠しやすいと言うよね?」という言葉を胸に、まずは自分の中で旅立った赤ちゃんとの精神的区切りを付けたかった。数ヶ月は正直立ち直れませんでした。

2020年5月の流産から約5ヶ月、そろそろいいかなーと思い妊活再開。40代という年代であまり悠長に待てない現実が頭をよぎったためです。で例によって、いつものミトコンドリアサプリを飲みだしたのです。

一週目はリセットでした。しかも25日くらいで急に生理が来てしまい、旅行先で慌てて生理用品を買いに行ったくらい。
でもその後、奇跡は起こりました!

「この年だから無理」
と思ったらそこまでだと思います。もちろん色々な事情があっての40代での妊活です。
年代問わず初期流産の比率は妊娠数の15%と言われます。悲しみとも無縁では決してない。高齢が故にそこは覚悟でした。

でも悲しみ…妊娠できたという経験の後には一年せずして奇跡はある。そう体感できた2020年の暮れでした。