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タンデム授乳(2歳&0歳)約1年!メリット・デメリットまとめてみました

タンデム授乳

次女も10ヶ月になりました。うちは女子二人とも混合育児
いずれも、授乳してから足りない分はミルクで補足型です。

そして、2歳と0歳のタンデム授乳生活もかれこれ10ヶ月です。

タンデム授乳(二人以上に授乳すること)は、けっこうレアかもしれません。
レアな故に、周りから不思議がられたり、妊娠中は断乳を薦められたり
色々悩みました。

ただ私は幸い妊娠経過は良く(お産前を除き…)、
上の子も妹の面倒を見てくれる、ステキなお姉ちゃんになりました。

タンデム授乳で上の子穏やか

その秘訣にもしかしたら、タンデム授乳があるのかなーと。

この記事では、タンデム授乳というとっても密やかに行われる
行為について。メリットデメリットありのままを書いていこうと思います。

このままタンデム授乳になりそうな妊婦さん、
タンデム授乳が辛いママさんへの参考になれれば幸いです。

タンデム授乳3つのデメリット

1.妊娠期は早産不安

次女を妊娠できた時、長女は1歳半でした。
1歳断乳説が当たり前の中で、おっぱいが張るため
断乳できず…でした。

ちょうど1歳から長女が保育園に通い始めました。
日中はおっぱいがめちゃ「張り」ます…
帰宅時の授乳に私自身もかなり助けられました。
(搾乳も苦手だし…)

ところが歩くようになった1歳2ヶ月過ぎからなんとなく
乳への執着(笑)が強くなってきました。

そんな中、ダメ元で始めた妊活再開が功を奏して
長女が1歳4ヶ月での次女妊娠、です。

二人目妊娠39歳
妊婦健診でも上の子の歯科検診でも勧められるのは
断乳です。

ネットの情報でも断乳×2ばかり。
助産師さんの書いているブログでようやくお二人ほど、
タンデム授乳も良し(妊娠経過にもよる)としているところがあり。
この2つのブログには心が支えられました。

私は結果的に、妊娠10ヶ月(40週)まで授乳をしたからと言って
お腹が張ることはありませんでした。

けれど最初は検診の度に授乳のことを相談しましたが、
話しても断乳のススメばかりで、途中もうイヤになり
触れもしなくなりました。

でも不安がゼロと言えば嘘です。
そんな時は論理的に書かれたことをまず信じました。

私が好きなブログ、ばぶばぶの記事(授乳は流産を誘発しません)からの引用です。

オキシトシンは妊娠末期にならないと
効果がないからなんです。
臨月に入る頃までに、いくらオキシトシンを投与しても
お産に移行する有効陣痛は来ないんですね。

ある程度、子宮頸管の状態が柔らかくなり、
「いつお産になってもおかしくないよ」って状態に
ならないとオキシトシンは母体に作用しません。
ですから、妊娠中にいくら授乳をして
オキシトシンが分泌され子宮が収縮したとしても
それによって流早産を誘発することはない!!
ということなんですね。

確かにすごく理解ができる!
37週(正期産)過ぎたら
オキシトシンに反応しやすくなるかもですが…
正期産まで持てばOKだな、と信じ、
祈る思いでトツキトオカを過ごしました。

結果的に次女も40週過ぎてもお腹の中。
一方私が妊娠高血圧症候群になってしまったため
急遽のお産となりましたが…

もちろん授乳中にお腹が張る(痛くなる?)感じがあれば
やめた方がいいかもしれないですね。言い聞かせ断乳とか…
こればかりは個人差あると思います。

2.授乳に時間がかかる(1.5倍くらい)

出産を無事何とか終えまして、始まった育児。
生まれたてほやほやの赤ちゃんに授乳をすれば、必ず長女も
「チチー」
とやってきます。
長女2歳になったばかり。おっぱいじゃなくチチなのが
かわいいなーと思いましたが。

長女のチチへの執着は、ライバルが増えて増すばかりです。
今まで以上に授乳が長い

タンデム(二人同時に授乳)をすれば単純に2倍でもないですが、
私感覚で1.5倍、授乳に時間がかかります。

私自身、産前産後休暇もない自営業のため
仕事もある中での長時間授乳は辛かったです…

3.体への負担がデカイ(体制・乳首)

言うまでもなく身体に負担は来ます。
2歳&0歳育児中に私も40代に突入しました。
認めたくないのですが、体力も30代とは違ってきます。

そんな中で右に長女、左に次女。
長女はスイッチング(←反対の乳を飲みたがる)も要求。
産後は特にきつかった…

2回目の育児で欠かせないのは「添え乳」でした。
身体を休ませるために、夜間授乳もほぼ寝たまま。
この添え乳をタンデムでできないかと、試行錯誤した
夜もございました(結局ムリだった…)

また言うまでもなく、二人に吸われると乳首はかなり
湿り気を帯びた状態です。ムレてかゆみを発生させます。

夏の暑い時期は乳房全体がかゆみを伴う湿疹が発生し、
皮膚科にも行くことに。

授乳後は濡れガーゼで拭いてワセリンで保護するようにとのこと。

ワセリンは乳首かゆい時小児科でも処方してもらえました。
赤ちゃんのリップクリーム代わりにも良いようですね。

タンデム授乳4つのメリット

デメリットばかりまずは羅列しましたが、
かなりのメリットもあります。

上の子にとっての長期授乳も、私自身の都合としても。
そんなメリットもまとめておきます。

1.二人目新生児期の母乳育児がスムーズ

一人目と二人目がちょうど2歳差なので、育児全般で
大変さは少なかったです。

というのも私はかなりの不器用人間で、
オムツ替えも上手にできなかったのです。
授乳は難易度高し!
一人目の授乳始めは涙(痛い、辛いなど…)を流しながら
数ヶ月かけて軌道に乗って行きました。

当時の私は授乳の体制がうまく作れませんでした。
ムリな体制で授乳させたため、長女もうまく吸えず苦戦。
お産病院の母乳外来も行きましたし…

母乳外来で初外出

ところが上の子のおかげで、授乳歴2年の冠付。
次女にとっては生まれてすぐ、潤沢に出る(であろう)
母乳に触れることができました。入院中もガツガツ指導もなく、
淡々と過ごせたのです。

一人目の時の苦労が嘘のようでした!

2.おっぱい張りの解消と乳腺炎予防

これが完全、母親都合な話(笑)
私は差し乳になれず、溜まり乳な傾向にあります。

次女が直前のミルク飲み過ぎや体調不良で
母乳をあまり飲んでくれないと…
私のおっぱいは、張りがすごく痛くなってきます。

母乳が溜まると恐ろしいのが乳腺炎
40度近い高熱とおっぱいの痛さは半端ありません!

ところがそんな時も、長女と対面&授乳すれば即解消です^^;

0歳と2歳の授乳。0歳が吸い残してしまったモノまで
グイグイとバキュームのように飲んでくれます。
長女が吸った後はふわふわのおっぱい…笑

一人目の時は乳腺炎こそなかったものの、危なかった時も
ありました。

ところがそんな危うさもおっぱいトラブルもありません。

3.上の子の精神的安定

タンデム授乳&幼児の長期授乳で一番大きいのが
精神的なモノだと思います。

よく言われる「赤ちゃん返り」も、なくもなかったですが
ひどくもありませんでした。

何より、次女をかわいがるいいお姉ちゃんに育っています^^

もちろん長女にとって、次女は偉大なライバルです。
最初はきっと驚いただろうし、下の子を迎える上の子の精神状態は
かなりのモノだと聞きます。

ところが授乳のおかげか(?)、周りでよく聞くほど
ひどい状況でもありませんでした。

2歳長期授乳

娘自身の資質もあるのでしょうが(性格穏やかなパパ似?)、
妊娠中恐れていた状況にもならなかったのは。
授乳時のスキンシップもあったのかなーと感じています。

4.(2歳児)長期授乳で身体が丈夫に?

これまた医学的根拠がなくてすみません。。
長女は5ヶ月の時にRSウィルスにかかったこともあり
もともと丈夫でもない子でした。

1歳で保育園通いだした時も、3ヶ月位は「お休み」と
「早めお迎え」のオンパレード!
いわゆる洗礼を受けまくりました。

ところが2歳過ぎてからは、ほぼ皆勤賞!
家族みんながインフルエンザになっても、一人
インフルにかからなかったツワモノと化しました。
注)インフル予防接種も受けていましたが、
予防接種打ちでインフルにかかってしまった家族もいる中…
一人だけかからないってのもすごい!

母乳には免疫系の成分もあると言われますが、
もしかしたら???と思ってはしまいます。

いや、うちではたまたまだけど、実績もあるかも。
もちろん、1歳で断乳したケースと比較ができないので
なんとも言えないのですが…

授乳のおかげかな?と思うようにしています。
(そうでないとやってられない時もあり←私都合)

タンデム授乳っていいの?超短所のまとめ

  • タンデム授乳を続けるには体力と忍耐力が必要
  • デメリットも大きいがメリットも大きい

これを書いている今でも、二人に座れて乳首はヒリヒリ
かゆい状態ではあります…

が、メリットも大きいはず!

めげずに程々にゆるーく授乳生活していきましょ^^